2024.3.9.
子どものころは、遊びといったって、プラモデルなど
もまだなかったので、何が面白いといって、イチゴの
木箱を壊して、薄い板と小さな釘を再利用して、工作
するのが楽しかった。
要するに、作る物は木の廃材を利用して、工夫をしな
がら作った。
あたりまえのことで、それしかなかった。
しかし、この頃の子どもたちにはすべてそろっている。
まあ、ほとんどはプラスチック。
レゴブロックをはじめ、差したり、はめたりしながらに
もの作り。トンカチやダライバーもプラスチックででき
ていて、手作りのマネごとができる。
でもね、やはり、釘やノコギリを使って、実際に木を使
った工作を味合わせたい。
手頃な廃材があったので、持って帰って、ブルーシート
のようなものを敷いて、室内でやらせてみた。
初めは高い工作用のノコギリを使ったが、百均ショップ
にノコギリがあるのを知り、それを利用。
やはり、子どもたちは面白がって工作作業。
しかし、カナヅチをうまく使えないので驚いた。
まあ、そんなものだが。
「柄は軽く握って、頭の重さだけで打つの」と言っても
分からない。
カナヅチの柄をしっかり握ってしまうから、釘の頭に力
が集中しない。
これはいくら言っても体で覚えない限りダメなことが分
かった。
こういうのは、教えるのは難しい(笑)
しかし、ノコギリは面白いらしく、必死でギコギコやる
ので見ていて楽しい。